お客様
鉄道会社様
目的、設置上の課題
鉄道は、公共の交通機関で人が移動する手段として、圧倒的に多くの人々が利用する要でもあり、最も安全な状態を保つことが求められております。しかし停電などで電車が止まってしまったり、事故や自然災害のなどの懸念は常にあります。
こういった、不測の事態に対し、鉄道構内は立ち入りにくいエリアであり、簡単に現場に駆けつけられる場所とも限りません。ですが、仮に山や海岸や谷や崖や郊外の離れた町の光も届かないような場所であっても、そこに監視カメラがあれば、状況把握や確認、今の空気を伝えることができます。
しかし、鉄道構内の場所では、電線を勝手に使用することはできないため、通常の配線での監視カメラの設置はできません。
当社の施策
太陽光発電を利用してカメラシステムが動く電源を確保してシステムを稼働させるシステムを開発製造しております。
昼間の太陽光が確保出来る時間帯は限られいますが、24時間稼働するためのカメラシステムの電力供給のために、昼間の発電で蓄電するシステムにしております。
通常の鉛バッテリーとは異なる高性能のリチウムバッテリーで、かつ軽量でコンパクトのシステム構成です。
弊社の強みである通信技術を融合したシステムの設計より、一切のケーブルを全く使用しない、広域無線(WiMAX/WiMAX2+)で映像を飛ばして遠隔で監視できるように設計。
また、電波が途絶えた場合でも映像記録は現場で記録し続けるようにバックアップ画像も録画する仕組を搭載。
何も無い場所で使用可能にする無電源無通信線の環境下の屋外でも使用可能なシステムとなっております。
※通常は鉄道構内のカメラは光ケーブルで接続されております。
光配線接続のカメラ施工作業も従来どおり対応可能です。